業界の「数字」と「影」に思うこと
消毒液製造機の設置に来られた社長から伺った、ブリーダー業界の裏話です。
ペットショップやオークションへコンスタントに出荷し、年商4桁(数千万〜億)を稼ぎ出すブリーダーも少なくないという現実。
ショップへ出荷してしまえば、愛犬がどこの誰の手に渡り、どんな一生を辿るのかを知る術はありません。お金儲けを優先する方々にとっては、犬が「商品」という記号に変われば、それで事足りるのかもしれません。
YouTuber
また昨夜は、以前こちらからお付き合いを絶ったブリーダーに関する動画を目にしました。
飼育崩壊、血統書のトラブルや劣悪な環境による飼育が原因によるウイルス感染に端を発し、最後には泣きながら愛犬を保護団体へ引き渡す姿。自業自得とはいえ、翻弄されるのはいつも物言わぬ犬たちです。行政の監視をくぐり抜けたとしても「世の中はしっかり見ている」と痛感すると同時に、改めて「犬にとっての幸せとは何か」を深く考えずにはいられませんでした。
私たち夫婦の誓い、犬の先進国に倣って
ヨーロッパなど「犬の先進国」では、ペットショップでの売買が禁止され、ブリーダーから直接迎えることが法律で定められている国もあります。一頭一頭の命に責任を持ち、顔の見える関係でお繋ぎする——これこそが、命を扱う本来の姿だと私は思います。
私たち夫婦はブリーダーである前に、一人の「愛犬家」です。
妻と決めている事があります。
「もし、飼育や販売、譲渡に行き詰まり、愛犬たちに少しでも無理をさせてしまう時が来たら、その時は潔くブリーダー業を辞めよう」と。